2009年3月20日金曜日

屋外でできる予防習慣

-:浄水器を取り付けるのはちょっと費用もかかるし、なんか他の方法ってのはありませんか?

結石患者:自宅では浄水器の水で水分を補給できるんですが、どうしても外で取るにはなかなか難しい状況の人もいると思います。

-:そうですよね、営業職の人だったら外で働いてますもんね。

結石患者:そんな人は、携帯用の水筒かなんかにお茶を持ち歩くのがとっても有効ですよ。

-:お茶ですか?

結石患者:そうですお茶です、できたら緑茶が利尿作用も強くてとてもいいんですが、自分のときもそうでしたが、緑茶をガブ飲みしてましたね、最初の頃は。でもやっぱり、苦いんですねこれが、ということは長続きしないんですよ。

-:知ってます,あれは苦いですよね。

結石患者:だから自分もいろいろお茶を買って試してみました。自分の場合は緑茶と普通のお茶をブレンドした様なものを見つけまして、それを毎日飲み続けています。

-:それはどんなお茶なんですか?

結石患者:よくわからないんですが、会社に常備してあったお茶が自分にぴったり合ったみたいで、それを分けてもらい飲み続けています。

-:知りたいですね。

結石患者:まあそれはその人その人に合ったお茶を探せばいいことであって、お茶の種類は関係ないでしょう。

-:そうですね。ということはやっぱりどこでも水分を採れるように、常時飲み物を携帯しておくことが大事なんですね。

結石患者:そうですね。出先だとどうしても、いつでもどこでも自動販売機があるとは限らないですからね。

水分を多く取るメリット

-:結石にならないように「これはとりあえずやっといたほうがいい」みたいなのありますか?

結石患者:まず第一に言える事は、水分を常時多く取ることでしょうね。

-:常時とはどの程度をいうのですか?

結石患者:一般的にのどが乾いたから水分を取りますよね、それとは別にその間くらいにでも水分を取っておこうかと思ったときには自分の周りに常備しておいて常に補給できるようにしておいたほうがいいと思います。

-:でもいつも水分が取れるところにいるとは限りませんよ。

結石患者:だからそんな時のためにもミネラルウォーターを携帯しておくくらいのことはしておいたほうがいいと思いますよ。

-:なるほど。

結石患者:今どき、ネットで注文すれば翌日には届くし、定期的に購入すれば割引もあるだろうし、そんなにしょっちゅう買いに行くのも面倒なので、ネット通販はとっても便利だと思いますよ。

-:そうですよね、重いもの、定期的に使うものこそネットを利用するべきですよね。

結石患者:それから自分も今使っているんですけど、この機会に浄水器を取り付けるのもいいと思いますよ。

-:そういう方法もありますよね。

結石患者:自分も2年前に取り付けたんですけど、今まではミネラルウォーターを買い置きしていたんですが、子供も育ち盛りになって、冷蔵庫にペットボトルを買い置きしていたんじゃあ間に合わなくなったんですよ。

-:そんなに飲むんですか?

結石患者:4人家族ですが、半端な量じゃないですよ、ホント。でも今となっては、凄く重宝しています、子供の飲料水に、ママの料理に、それにパパの結石再発予防のために、一石二鳥三鳥ってとこですか。

-:そんなに重宝するんですか?

結石患者:そりゃあもう、こんなことならもっと早く取り付けるんだったなあと後悔してますよ。

再発させない生活習慣

-:再発しないために日常生活で注意することっていうのは何かありますか?

結石患者:そうですね、やっぱり定期的に検査に行くこと。まあ半年間に 1回くらい、少なくとも年に1回くらいは診察に来てくださいと言われますね。

-:やっぱりそうなんですね。確かに会社の定期検診なんかで病気が発覚した話って結構聞きますからね。

結石患者:その為には成人になって、40歳以上になったら人間ドッグとかもやりますから、その時にもちゃんと調べてもらって定期検診も続けると。

-:ええ。

結石患者:またよく言われているのが、小さい石なんかは水を2リットル以上飲み続ければ自力で排出できる、自力で排石されるんで、まあそれも習慣ですけれども、冗談半分かもしれないですけど時々縄跳びなんかもすれば下に落ちると、まあもっともかも。

-:あっそうなんですか?

結石患者:だから石を落とすってのが問題なんで、あんまり運動もしなくなるからどうしても石も落ちなくなる。

-:ああなるほど。

結石患者:ちっちゃい石は自力で落とせばいいんじゃないかと。

-:なるほどなるほど。

結石患者:そういう心がけもいいとはいわれています。

-:運動したら循環も良くなるでしょうからね。

結石患者:そうですね。

-:なるほど。なんとなくわかってきました。結局普通の成人病って事ですよね?

結石患者:そうです。だから基本はきちんとした食生活と生活リズムの確立ですね。あとは適度な運動っていうことで、そこは全く普通の成人病と同じ考え方でいいと思います。

結石にはお茶がいい:その①

-:利尿作用のあるお茶が結石にはいいと言われるんですけど、どんなお茶がいいんですか? もし何かおすすめがあればぜひ教えてもらいたいんですけど。

結石患者:やっぱり水分を出すという事でやっぱりお茶がいい。お茶っていうのは利尿作用のある、成分的にですね、だから特に緑茶ですね。緑茶は利尿作用が抜群にいい。

-:なるほど。

結石患者:お茶を入れて急須で作るのが面倒だからという事もあるんですけど、大きなヤカンで大量に作って保存しておいて、毎日2リットルくらい水筒を持参して、僕今実行してますけれども、それを飲み続けていくのもありかなと。

-:ええ。

結石患者:砕石茶って言うお茶、結石のためのお茶っていうのが出回ってますけれども、それは難しいんで、値段も高くなるんで。

-:砕石茶っていうのがあるんですね。あの、難しいって言うのは作り方が難しいとか? 結石患者:ええと、値段的に、価格的にですね。

-:ああ、なるほど。なんか特注品っぽいですよね。

結石患者:そうですね。やっぱりあんまり出回ってないと思うんですよ。

-:でしょうね。ところでコーヒーとかはどうなんですか?コーヒーも利尿作用が結構ありますよね?
結石患者:コーヒーとかもいいと思うんですけど、ちょっと・・・どうかな。だから結局・・・飲み過ぎとかにはあまり 、カフェインとかも多いんで、やっぱりお茶が一番いいんじゃないかなと思います。

-:ああやっぱり体にやさしい。

結石患者:ですね。

結石にはお茶がいい:その②

結石患者:自分の場合、お茶にして良かったと思えることがあるんですよ。

-:なんですか、その良かったことって?

結石患者:皆さん同じだと思いますけど、仕事を終わって家に戻り、風呂に入って、一日の疲れを癒すために晩酌をすると思うんですよ。

-:そうでしょうね、あのときの一杯がたまりませんもんね。

結石患者:でしょう、自分も結石になるまではそうでした。でも結石になる理由とかじゃなくて、毎日晩酌しているとたまには、週末なんか特にそうですけど、飲みすぎることってあるじゃないですか。

-:ありますね、週末じゃなくてもありますけどね。

結石患者:結石であれだけ痛い思いをすると、なんかこう健康に気をつけるようになったんですね。

-:それはいいことじゃないですか。

結石患者:でしょう、ですから自分もこのままじゃいけないと思い毎日の晩酌をお茶に変えたんですよ。

-:でもそれじゃ、物足りないでしょう。

結石患者:それがそうでもないんですよ、結構お茶も美味しいことに気づきました。それに水分と思って結構多めに取ると、もう晩酌をしようと体が思わなくなってくるんですよね、これが不思議なことに。

-:本当ですかそれは?

結石患者:本当ですって、一度試してみるとわかりますよ、晩酌をしていた頃はなんとなく翌日ちょっとけだるさが残っていたものなんですが、お茶に変えてから、目覚めがこんなにいいものかと思えるくらいになりましたね。

-:お茶に変えただけでそこまでとは。

結石患者:確かに自分の場合、そのお茶と相性があったのかもしれませんね。

結石は再発するのか?

-:結石になった人が再発しないためにはって事をちょっと聞きたいんですけれども、結石は再発するって言われるんですけど本当なんですか?

結石患者:そうですね、僕も結石になって初めて知ったんですけれども、よくみんなから「また今度絶対なるから」って事をよく言われるんですけれども、先生から聞いたのが、まあ一般的にですけれども再発率としては3年で3人に一人再発する。 5年で二人に一人。十年くらいたつとほぼ全員が再発すると。

-:ほお~、まあ体質によるところが多いでしょうからね。

結石患者:そうですね。だからできやすい人っていうのはもう必ずできるって事ですね。それ聞いた時に「うわあ、手術したのにまた10年後絶対また手術しないといけないんだ」と。だから10年に1回手術して治ると思えばですね、まあ・・・いいような悪いような。

-:でも5年で二人に一人だから5年後くらいから(再手術を)覚悟しとかないといけないですよね。

結石患者:そうですね。だからもう今2年目ですけれども、ちょっとお腹が痛いとやっぱり気になりますよね。「ああまた(結石が)できたかな」って。

-:ああ本当ですか。

結石患者:それはあくまで3年で3人に一人、5年で二人に一人でっていうのは目安ですから、人によっては次の年にできる時だってあるわけですからね。

-:うん。

結石患者:何個かはやっぱり(体内に)持ってるんですよ。ちっちゃいのから大きいのまで。だからそれがどう成長していくか、いつ出るかはわかんないですからね。やっぱり怖いですね。

結石にならない食生活

-:結石にならないようにするために食事で気をつけることはありませんか?

結石患者:先ほどの水分を多めに取った方がいいといいましたが、ジュースではだめなんですかって言われますが、まあ水分を多く取るに越したことはないんですが、ジュースでは糖分が多すぎて、結石の予防のために水分補給しているのに、糖分で太る結果になっては、結石予防ではなく成人病になる確率の方が高くなって、健康のために良くない結果となるのでやめた方がいいでしょう。

-:そうですよね、毎日缶コーヒーをグイグイ飲んでいる人を知ってますけど、結構いっちゃってますもんね、お腹も並の出方じゃありませんし、ジュースの飲み過ぎはよくありませんよね。

結石患者:話がそれましたが、食事で気をつけることでしたよね。まず第一に、原因となる蓚酸の摂取を控えることですね。蓚酸が含まれるものは先ほど言いましたよね。それから炭水化物は穀物を主に取ること。そしてカルシウムも多めに取った方がいいそうです。カルシウムは蓚酸とくっついて結石になるんですが、牛乳のカルシウムは結石の原因を一緒に排出してくれる作用もあるらしく、牛乳は飲んでも構わないそうです。

-:そうなんです。

結石患者:それから、これは一般的にも言えることなんですが、成人病の予防と一緒になるのですが、砂糖の過剰摂取は控えること、動物性タンパクも控えること、最後に結石の原因ともなる塩分の取りすぎにはくれぐれも注意すること。

-:そうですよね、結石に限らず、病気にならないために気をつけることは一緒なのかもしれませんね。

結石患者:その通りだと思いますよ。

-:じゃ、当然外食も控えた方がいいと言うことになるのですか?

結石患者:そうですね、自分が結石になったのも、まあ体質的なこともあったのかもしれませんが、やっぱり、一人暮らしが長かったことも大きな要因だと思います。

-:自分も心当たりがあるような気がします。

結石患者:外食ばっかり続けると体に良くないとはわかっていても、どうしても自炊するには時間的余裕と料理の知識が多少でもないと続きませんからね。

-:そのとおりですよね。

結石患者:どうしても一人暮らしになると、脂っこいものが多くなり、野菜を取らなくなりますから、心がけて取るようにしないといけないと思いますね。

結石になりやすい食べ物

-:食い合わせとかの問題ってありますか?

結石患者:蓚酸の多い食べ物としてホウレンソウ、紅茶、タケノコ、サトイモ、チョコレートなんかがありますが、じゃあそれを食べちゃあいけないのかと言われれば、そんなことはなくて、別に普通に食べる分には何も関係ないし、たとえば生のホウレンソウだったら、それを大量に食べ続けるとか、家畜でもない限りはそういうことはないと思うんですよね。だからそれらの食べ物には蓚酸というものが含まれてはいるけど、あまりそればかり食べ過ぎるとその蓚酸がカルシウムと結びついてくる、ただ蓚酸が含まれているだけであって、その食べ物が体に悪いわけではない。

-:じゃあ、やっぱり過剰な食べすぎとかが良くないってことでしょうか?

結石患者:そうですね、不摂生じゃないですけど、好きなものばっかり食べるとか、一般常識でも良くないと考えられていることが、やっぱり結石にも良くないんですよね。

-:それから運動不足とかの問題もあるんですかね?

結石患者:きっとそれも関係してくると思いますよ。成人病なんかに影響することっていうのは、結石に対しても決して良くはないと思いますね。

-:体質の問題とかって関係あるんですかね。

結石患者:これは結石になった自分の場合なんですけど、確かに関係あると思いますよ。自分の場合、オシッコにあまり行かない、日に2、3回しか行きません。その上とても汗っかきな体質です、だからあまり夏でもあまり水分は取らないように心がけてはいるけど、それでも汗は出ます、しかも滝のような汗をかきます、だからあまりオシッコにも行きません。

-:そうですよね、汗っかきの人っていますよね、僕はあまり汗をかかないほうなんですけど。

結石患者:それは結石に関してはいいことなんじゃないですか、その分オシッコが出るということなんだから。まあ、汗をかかないことがいいことかどうかの話はまたにして、結石に関してはオシッコが出たほうがいいんです。

入院と保険:その②

-:さっきの話ですと手術も結構お金がかかるし、体力的にハードな手術だから入院もしないといけないし、そう考えると結構費用が大変ですよね。

結石患者:そうですね。(手術が)急に来たからお金が大変でしたよ。

-:やっぱりそういうのに対応できる保険があったら入っておいた方がいいんですか?

結石患者:ですね。だから最近白内障とかで 「日帰りオペ」とか「2~3日オペ」とか結構増えてるから、そのあたりは保険に入る時に、これは保険が10日以上とか5日以上入院じゃないと支給されませんとかよくあるから、それは結構見とくべきかなと思います。

-:ああそうですよね。僕も実は某車会社とお付き合いがあるんですけど、1日とか2日とか3日以上入院しろって言われるんですけど、ちょっとやそっとのケガや入院じゃやっぱりそんな事なかなか無いわけですよね。

結石患者:そうですね。

-:交通事故にあっても、ムチ打ちとかちょっと検査したくらいじゃやっぱり保険が下りないって言いますし。

結石患者:結構「何日から何日まで」って言う限度もあるから、360日・720日とか、結構ある。だから自分の場合結構長期入院したから、もうその保険なんか残り保証なんか無かったから終わってもしょうがないかなと。そういうのもあるから、永遠に保険ってあるもんじゃないとわかっておかないと。

-:ええ、やっぱり契約内容や特約はきちんと把握しておくに越した事は無いでしょうし。

結石患者:簡単に入れればいいってもんじゃなくてね。

結石を再発させない食生活

-:で、再発しないようにする為にはどうしたらいいんですかね?

結石患者:そうですね、やっぱりちょっとでも体質的に出やすい人はもう、食べ物で気を付けていくしかないかなと言われてるんで、カルシウムを採ってそれを多く出す事、そして穀物を主体に尿中のカルシウムを減らして行くこと。動物性タンパク質も控えて塩分も控える。まあ全般的に成人病にならないようにするのと同じ。

-:なるほど。

結石患者:だから結局健康的な生活を続けて行くのが一番っていうことですよね。

-:運動とか関係あるんですか?

結石患者:そうですね・・・まあ体質なんで運動はあまり関係がないような気はするんですけど、健康のためには運動は必ず必要だって事で、それは大事だと思いますよ。

-:結石の一番の原因のシュウ酸はどうすれば控えられるんですかね?食事法とは一体何でしょうか?
結石患者:そうですね、僕も初めて知ったんですけど、原因がシュウ酸という物らしいんですよ。じゃあシュウ酸って言う物は何に含まれてるのか、それは里芋・ほうれん草・竹の子・チョコレート・紅茶などに含まれてるらしいんですけど、じゃあこれを食べちゃいけないのかと言われるとそんなことなくて、こればっかり、例えばほうれん草には(シュウ酸が)多いって言われてるんですけど、生のほうれん草ばっかり毎日食べるとか、そうしたらシュウ酸は溜まりやすいんですけど、適度に食べれば別に問題ないわけで、たぶんこれには他の成分よりもちょっと多めに含まれてるってだけですね。

-:ふむ。

結石患者:まあシュウ酸って言うのは、一分間ゆでると80%取り除けるらしいんで、ほうれん草なんかも軽くゆでて、冷水で効果的に抜けるらしいんで。そういった食べ方もするとより効果的だって言われます。

入院と保険:その①

-:入院っていうことなんですけど、その後入院されたってことですよね?手術が終わった後病院で入院したって事ですよね?

結石患者:そうですね。入院はいままでもした事があるんですけども、まあ大体大きな病院だったら完全看護だし、一人でもいいかなという事もあったんで総合病院に入院しました。そして費用も決まってるだろうと。そういう安心感もあるんで総合病院にしました。

-:入院した時に、保険っていうのはあるんです?

結石患者:だからそれが術後になった今思うんですけれども、当然手術したり入院したりするわけですから。医療保険から支払われると思うんですけれども、僕ももらってはないんですけど、一日だったし、僕の入ってる簡単な簡保保険では(入院は)5日以上っていう決まりがあるから、全部そうなんだなっていうイメージがあったから全然請求もしなかったんですけど、手術に関してはたぶん支給もされると思うんですよね。

-:ええ。

結石患者:まずは治すことの方が先で、保険とかそういうのは全部ほったらかしてきました(笑)。

-:費用って結局全体でどのくらいかかりました?大体でいいんですけど。

結石患者:費用は大体7~8万円だったですね。一応3割負担だから、それで7~8万ですね。正味医療費としては20万円越えている計算になりますよね。たったの一日の手術で。

-:その手術料が一番デカかった・・・?

結石患者:ですね。点数がやっぱり最新の大きな機械を使うって言うことで。手術点数がたぶん一番高かった気がします。後入院代もちょっとありますけどね。

術後の経過:その②

結石患者:それから一日たって午後から退院したんですけど、午後退院してちょっと得意先のトイレに行ったら、ポロッと出たんですね。ちょうど4~5ミリの石が。

-:おお。

結石患者:「あっ出た!!」と思って。それが一番大きかったですね。

-:なんか手術が終わったら記念に持って帰る人とかって時々いますよね。 「あっ出た出た」みたいな。

-:出た石は貰えるんですか?「記念に取っとけ」みたいな。

結石患者:貰えるらしいですね。見せて貰いましたよ、「いるか?」って。まあそれは「いらない」って言ったけど。

-:ははは。

結石患者:だからあんまり出なかったから、ちょっと不安だったけど退院してからポロッと出たから。「あ、そういう事もあるんだな」と。

-:見た目普通の石ころみたいな感じです?

結石患者:黒いホントの石ですね、かけらっていうか。

-:おお。

結石患者:ちょっと音がする「チリーン、チリーン」って。便器に当たるから。

-:へえ~。

結石患者:だからそれを出すときちょっと痛いですよ。

-:確かにそうでしょうね。

結石患者:でもそれが出ないと(体内に結石が)残るから、出れば安心と。

-:ああ~なるほど。

-: なるほど。ところでその手術方法って最近確立されたものなんですか?

結石患者:その術が7~8年前から一般化されて、保険も適用になって3割負担になった。それで8万円前後かかります。それが一泊入院で済むっていうことで、今それがメジャーかなと。

いよいよ手術開始

-:で、時間的には麻酔が始まったのをスタート地点として大体どれくらいで、効き始めて・・・?

結石患者:そうですね、結石に衝撃波を発射して、痛み、結構痛いんですよ。ドクンドクンって。本当のボディーブローじゃないけど、それを打たれるように凄い衝撃があります。

-:おお。

結石患者:何にもしてないのに痛いってのは不気味です。お腹の中にドカンと来ます。そういうのが結構何回でも来ます。

-:ふ~ん。

結石患者:そして間を置いてまたあります。砕けるまでです。でも30分から60分以内が限度と言われてます、痛いんで。

-:ああ、ですよね。

結石患者:それで砕けないようであれば手術を2回に分けます。 また後日になります。で、その治療中ってのは先生からも言われたんですけど、結石が割れたかどうかわからないらしいんですよ。

-:じゃあ勘じゃないけど経験というか 。

結石患者:そうそう、経験と勘、それは先生の。それで手術が終わってレントゲンで見ると。それしかないわけで。だから30分から60分常に打ち続けると。鉄砲じゃないけどレーザーみたいな。だから大きな石の時は、やる前からもう2センチか3センチあるってわかってる場合は、もう絶対手術は2回か3回に分けてやるって決めてからやる。

-:おお。

結石患者:30分から60分常にそれしてたら危険だから。危険性と合併症の説明では血尿と皮下出血は当然ありますね。

-:うん。

結石患者:メスは使わないけどレーザーのメスみたいなもんだから、中の尿管ってのが傷つきます。

-:ああそうか、そうですよね。

結石患者:最初のうちはちょっと気持ち悪いんですけど、だんだんやっぱり痛いです。それが30分も60分も続くと結構な衝撃、体力も使います。

-:本当ですか。

結石患者:うん。レントゲンをドカンドカン受けるのは「大したことないな」と思ってたんですけど、お腹の中で石が砕けてるんだから結構衝撃はあります。

-:なるほど。

術後の経過:その①

-:術後はどんな感じでしたか?

結石患者:それでその後1時間くらいしてやっと終わってオシッコに行くと尿と一緒に血、だから全部血だと思った方がいいです、オシッコじゃなくて。 真っ赤な血が一緒に出ます。

-:おお~、やっぱりそんなに壮絶な手術なんですね。

結石患者:術後が一番不安だったんですけども、やっぱり真っ赤なオシッコが出ます。それをガーゼを伏せたフラスコのような物で採って看護士さんと一緒に見ます。砕けた石が出ているかどうかを。

-:そうなんですか。

結石患者:それはちょっと気持ち悪いけど、それは見なくちゃいけない。

-:ええ。
結石患者:すぐには出ないらしいんですよ。そしてその後は自分でそのカップ持って、それを毎回毎回持って行きます。 30分くらいしたところで。 ガンガンお茶も飲みます。 沢山飲むんですよ、ワザと出すように。

-: なるほどなるほど。

結石患者:そのつどオシッコをガーゼの上からかけて、ガーゼの上に石が残ります。ちっちゃい石が残ってます。でももっと砕けてるもんかなと思ったらそうでもないですね。

-: ああやっぱりそれだけ手術の衝撃が凄いって事なんですね。

結石患者:ほとんどが粉状になって砕けてるんです。2~3ミリのが出てたらいいことですよ。それを先生と看護婦さんにわざと確認のために持って行くんですよ。そして見てもらってそれを先生が、主治医が診て「どの程度出たな、石が砕けたな」と、それを判断する訳なんですね。

-:なるほど。

どんな手術をするの?:その①

-:最近の結石治療では切開しなくても治ると聞いたんですが、一体どのような治療で具体的にはどう直していくのでしょうか?というか昔切ってたんです?

結石患者:いや・・・だから切ってはないです。だからレーザー光線みたいなので中の石を砕くんですけど、その詳しい説明はしますけど、まず手術をする前に色々とドクターから説明があります。その内容を簡単に説明すると、病名が「左尿管結石」、手術の方法としては「体外衝撃結石破砕術(ESWL)」、麻酔の方法は、座薬を入れて麻酔を点滴で入れる。

-:ああ、はいはい。

結石患者:手術の目的は放置すると結石が大きくなるということで、感染症もあると。腎機能の悪化の原因にもなると。また、1センチ以下の結石は排石の可能性もあるんですけれども長期になる事もあるんで、手術をした方がいいだろうと。手術って言うとどうしても切ってどうのこうのっていうイメージがあるけど、ここで言う手術って言うのは「破砕術」って言って特殊な大きなレントゲンみたいな機械で、レーザーか光線みたいなもので石を砕くってことですね。

-:あ、立ったまま(手術を)やるんです?

結石患者:いや、一応横にはなります。さすがに立ったままできるほど簡単ではないんですよ。痛いんで寝れます。レントゲンとかMRIとかあんな感じですね、CTスキャンとか。まさにあれ。

-:体外衝撃波結石破砕術(ESWL)ってとても怖そうな名前なんですが、どのような手術なんですか?
結石患者:これがいわゆる5~10年前に開発された手術で特殊な機械。MRIとかCTスキャンのようなデカい機械ですね。まあレントゲンみたいなもんですね。それが一番今の段階ではもっとも負担の少ない治療です。 値段的じゃないですよ。体に負担の少ない手術です。

-:ええ。

結石患者:これは点滴で麻酔を入れながらすることもできます。 衝撃波が「ドーン、ドーン」っていう大砲の様な衝撃波で結石を集中的にやっつけます。砂状に砕いていくんですよ。

-:ああ、そこまでやるんですね。

結石患者:まさに電磁波の大砲ですね。ズシン、ズシンとお腹に響きます。

-:ふ~ん。

どんな手術をするの?:その②

結石患者:あと、腎臓被膜下血腫をきたすことも5%くらいありますって言われました。こうなったらちょっと入院しなくちゃならないです。

-:うん。

結石患者:あと割れた石が尿管を詰まらせることもあります。また腎盂腎胃炎をきたすこともあります。ま、この辺はちょっと重傷な合併症らしいですけど、こうなることもあると先生から言われました。

-:でもまあ通常はないですよね。ここまでなるって事。

結石患者:ほとんどないです。 そして予後は破砕された結石が尿と一緒に排石されるでしょうと。排石されない場合はまた後日次の手術が必要となる場合もあります。そのような内容の事を一応手術前に先生から説明されます。

-:それであの、さっきからチラホラ話に出てくるんですけど、昔は重傷だと切ったりとか、やっぱり今っていうのは切らずにレーザーみたいな物っていう話なんですけど、ひどい場合になるとやっぱり切らないといけないんでしょうかね?

結石患者:そうですね。だからそれはさっきの石の大きさ如何(いかん)の話ですね。

-:で、話が戻るんですけど 、切るような手術っていうのはみんな避けたい所だと思うんですけど、そこまでたどり着く前に自覚症状っていうのは普通大体わかりますよね?そこまで放置してたとか、見た瞬間「あ、もうこれは切らないといけない」っていうくらいまで・・・?

結石患者:ああ、それはレントゲン見た瞬間先生が決める事ですよね。2センチ以上の場合は切らなくちゃいけないです。1センチくらいだったらこのESWLっていう 方法。だから以前だったらもう1センチ以上だったらすべて切ってたんですね、この方法が無かったから。

-:ええ。

結石患者:これ5年か10年くらい前に こういう手術法が考え出されて、機械ができてもうこれがメインになったらしいです。

-:まあたしかにその方がいいですよね。デリケートな所だし。

結石患者:ですね。

泌尿器科の検査を受ける

-:さっきから話を聞いてると、結石って大変な病気なんですね。

結石患者:自分の場合がちょうど激痛が発生する10mmくらいの大きさだったんで、レントゲンで見てみると尿管に詰まって悪さをしている最中だったんですね。10年くらい前だったら即切開手術となるところを、先生が、「最近は切らなくてもいい最も負担の少ない治療法があるので、すぐ明日でも予約を取りましょうね。」って言われて、自分もこの痛みがなくなるんならどうにでもしていいって気持ちだったんで、ちょっと救われた感じがしました。

-:の病気っていうのはどうしても女性の場合発見が遅れるらしいと聞いたのですが。

結石患者:やっぱり病気の場所が場所だけに、女性としてもどんな検査をされるのかとても気になるのではないでしょうか。

-:一般に産婦人科においても受診したときはもう手遅れだったと言う症例も多そうですよね。

結石患者:確かに、自分たち男性はいつでも気楽に病院に検査に行けますが、行かない人でもそれは単に仕事が忙しかったり、めんどくさがりの性格だったりするだけで、それはまた女性とは違った理由なのでどうしようもありませんが。女性の場合、どんな検査をされるのか、ドクターが男性だったりすると衣服を脱ぐのが恥ずかしかったりの理由もあるので、どうしても気軽に検査というわけにもいきませんよね。やっぱり女性としては肛門科とか泌尿器科というのは恥ずかしいと思いますよ。男の自分でもやっぱり肛門科とか行くの恥ずかしいもんね。

-:そうですよね、実際泌尿器科の検査とはどんなものなんですか?

結石患者:自分の場合泌尿器科の検査を受けたわけなんですが、日曜日の夕方に激痛に襲われて、救急車で行くのも嫌だったので、一晩何とか乗りきり、次の日会社に出社してから検査に行きました。だから少し待ち時間があったのですが、そのときも結構痛くて、心の中では、「早く何とかしてくれ」って祈っていましたよ。

あっという間に手術が決まる

-:実際の検査内容はどんなものでしたか?

結石患者:まず先生の触診があり、これも少し衣服を上げるくらいで、下着を脱ぐほどの検査はありませんでした。泌尿器の位置がおへその少ししたくらい何で、少し下げれば十分検査はできます。女性の場合位置が少し違うかもしれませんが、そうたいして違わないと思います。

-:そのあとレントゲン検査があってどうだったんですか?

結石患者:いったん待合室で待たされたあと、再度写真結果で診察があるんですけど、確かに10mm位の白い影は見えました。でもあんまり鮮明ではありませんね、ちょうど初めて奥さんが妊娠したときに見せられる、これが赤ちゃんですよ、と言われてもあまりわからないのと一緒で、ましてや、そのあとで、男の子ですよと言われても素人には全くわからないのと同じです。確かに先生に言われて大きい結石だなあと実感した瞬間ですね。

-:そんなもんなんですか。

結石患者:そんなあやふやなレントゲン写真でも先生が見ればすぐわかるみたいで、このくらいの大きさになるともう自然に落ちる、排石されることはありませんね、今頃は負担の少ない手術があるからそれがいいと思いますよ、明日予約入れときますか?と、早速勧められ、自分もお願いしますと即答しました。
-:そんなに急に決まるもんなんですか?

結石患者:自分でもこの激痛が少しでも早く治まるもんなら、切開しても構わなかったくらい切羽詰まっていたんだけど、今頃はそんな簡単な手術があるもんなら、是非お願いします、と言っていました。

手術が決まってから

-:(手術が決まるまで)早いですね。

結石患者:それでも、今度はその夜が心配じゃないですか、またあの激痛が襲ってきたらと思うと、それで先生に坐薬をくださいとお願いしました。

-:怖いですもんね。

結石患者:先生のくれたのは痛み止めの漢方とあまりにも痛かったらとうことで坐薬もいただきました。
-:ところでその日は会社を休みましたかね?

結石患者:自分もあまりにもバタバタしていて会社にいつ行って、いつ早退していつ出社したかもあまり記憶に残っていなんですけどね。

-:そうですよね、あまり休んだ印象がないですもんね。

結石患者:激痛が襲ってきたのが日曜日の夕方、その夜は何とか坐薬で痛さをごまかし、睡眠も取ることができ、次の日は月曜日だったので、週の初めということもあり、朝坐薬を入れて出社しましたね。

-:そうだったですね。

結石患者:ちょっと雑務をこなしてからすぐ、総合病院へ行きました。診察時間は待ち時間も入れて3時間くらいだったので、また会社に戻り、どうしてもその日に行かなくてはいけない得意先に顔を出し、納品もしたことを覚えていますよ。

-:そうですよね。普通通りでしたもんね。

結石患者:さすがに手術当日は休んだんじゃないかな。朝のうち検査なんかがあり、昼前に手術が終わり、午後はさすがに術後なのでベッドで休んで、夜少し体力が戻り、水曜日には退院しました。でも午後はどうしてもしなくてはいけない仕事が残っていたので出社してましたよ。

結石患者:ですね。

血尿が出た!!その②

-:それは尿管に石が詰まって傷つけているからそうなっているんですか、石が尿管にある間はずっと血尿が続くんですか?

結石患者:そうですね、尿管結石になると血尿が出るのが当たり前だし、石が通り抜けた後は血尿も止まり痛みもなくなるから何にも心配はいらないということですね。

-:血尿自体に痛みはないのですか?

結石患者:血尿自体は尿に混じって出るだけなので痛みとしてはありません。血尿の場合原因が結石が尿管を傷つけて、その結果として血が尿に混じるのであって、ケガなどのように切り傷は痛いですよね、それと同時に血が出るので、痛いイコール出血という印象ですけど、あくまで結石の場合は痛みは出血より前にあったわけで、血尿が出るから痛いわけでもなく血尿が出る瞬間が痛いわけでもありません。初めての血尿の経験は、二十歳の頃大学でソフトボールをみんなでしていて、一塁から二塁に走るときに後ろから思いっきりボールが自分の腰に当たり、そのときは何ともなく、試合も終わり自宅に戻って普通にオシッコをしたら、真っ赤な、これこそ鮮血というか絵の具の赤を水で溶かしたときのような、真っ赤な色。この赤で白い便器が染まり、ソフトボールの試合の疲れなんか、その真っ赤な色を見て吹っ飛びましたからね。いったい何が起こったんだ、どうしたんだ俺は、って感じですよ、ホント。体の調子はどこも悪くなかった当時、いきなりソフトの試合で思いっきり遊んだ後だっただけに、なんで、なんで、どういうこと?そのときは全く血尿の原因がわからなかったですね。

-:その血尿はその後治ったんですか?

結石患者:そうですね、血尿はそのときだけで、あと何ともなかったですからね。そもそもケガなんかしてませんし、ボールが腰にあたっただけで、その衝撃で血尿が出ただけでしたから。

-:そうなんですか。

痛みの原因

-:じゃあ結石の痛みというのはどこであるんですか?

結石患者:結石も尿管で詰まって尿管を傷つけるから痛いのであって、まれにうまい具合に尿管で止まって動かなければ痛みも和らぐことはありますよ。

-:痛くないこともあるんですね。

結石患者:石の止まり具合にもよるんですが、人間も生きていますから、たとえジーッとしていても、体の中は常に活動しているから、その少しの振動でも激痛がはしるわけなんです。

-:結石にもいろいろあると思うんですが、大きさによっても対処法は違うモンなですか?

結石患者:結石の対処法でやっぱり一番問題なのは大きさだと思いますよ。

大きく分けて大中小とありますが、小は5mm以下、これくらいなら誰にでも結石はできているらしいですよ。でも尿管から自然に排石されているので痛みもなく気づかないと思います。

-:そうなんですか。

結石患者:でも厄介なのは、5~10mmの大きさの結石です。尿管もちょうどこれと同じ大きさなので、何かの拍子に石が落ちて悪さをするわけなんです。このとき、ギザギザの結石が敏感な尿管を傷付けながら動き回るので、痛いのなんのって、まさに激痛が生じるんです。

-:原因はそれなんですね。

結石患者:それから20mm以上の結石になるともう切開して取り出すしかありません。これくらいの大きさになると、尿管から落ちることもないので、痛みもないしほっとけばいいじゃないのと思いがちですが、そのままにしておくともっと甚大な合併症を引き起こすことになります。たとえば、腎盂腎炎とか、もうこうなるとちょっとの治療や入院ではすまなくなりますよ。

-:そうなんですか。

血尿が出た!!その①

-:下半身の病気だと座薬がいいような気がするんですけど、どうなんですかね?

結石患者:だから座薬っていうのは、体の中に直接痛み止めの薬を入れるのと一緒で、早く効果が出る訳なんです。しかも直腸の中は粘液で覆われているので、素早く痛み止めの成分が吸収されるんです。それよりも注射で血管内に成分を入れるのが一番効果は早いのですが、自宅ではそうはいきませんよね。だから座薬がファーストチョイスなんですよ。

-:坐薬っていうのはその辺の薬局とかで買えるもんなんですか?

結石患者:どうなんですかね。自分は買ったことはないんですけど、医薬品は売ってないんじゃないですかね。大衆薬はコンビニとかでも売ってありますけどね。

-:結石になると血尿が出ると聞いたんですけど、血尿ってどんなんですか?

結石患者:これも結石になった者でないとわからない、なかなか言い表せない色だと思うんですが、オシッコに行きますよね、これは痛みがあるからオシッコに行くんじゃなくて、普通の状況でオシッコに行きますよね、そしたら、白い便器が自分のオシッコで真っ赤に、まさにこれが赤だといわんばかりの真っ赤で、便器が赤に染まるんですよ。

-:エエッ、そんなに真っ赤になるんですか?

結石患者:それは本当に真っ赤になります、自分がそれをみて腰を抜かすかと思ったくらいですから、最初に血尿をみたときなんか。その衝撃は痛み以上にびっくりしますよ、何で俺の体からしかもオシッコにこんな血が混じっているんだと驚きますよ、ホント。

痛みをしのぐには:その②

-:やっぱり結石といえば激痛があるとよく言われますよね、もし仮に結石になったらどうすればいいのですか、薬はありますか?

結石患者:治療としては、自分の場合なんですが、やっぱり痛み、激痛を取ることが一番ですね。

-:そうなんですか。

結石患者:聞くところによれば、お灸なんかもいいんじゃないかとも言われています。でも、痛い患部を暖めることがそもそもいいことなのかどうか?よくわかりませんけど、そういう方法もあるのかな。一番お手軽な炎症を治める方法としてはやっぱり、湿布薬がありますが、結石の激痛にはイマイチ効果が弱いような気もしますね。

-:体力的にはどうなんですか、もうこのままじゃあ体力が持たないんじゃないかと思ったりはしませんでしたか?

結石患者:それはもうヘロヘロでしたね。ナマ汗は出るし、ホント、体力はもうグッタリでしたよ。長距離のマラソンを走ったあとのようにもう体力は残ってないって感じでしたね。

-:へえ、そこまで体力が落ちるもんなんですか。やっぱり夜なんかは寝られなかったんじゃないですか?

結石患者:そりゃ寝られないですよ、横になったって痛いんですから、もうどうしようもないって感じでしたね。やっぱり結石の激痛にはまず対症療法薬がファーストチョイスかなって思いましたね。その人によって我慢できる限界は違うモンなんでしょうけど、痛み止めの鎮痛薬、お灸、湿布といったモンがいいと思います。

-:他には薬はないんですか?

結石患者:薬物療法として効果が期待できるのは、結石が5mm以下の場合であって、それには、排石剤のウロカルンや鎮痛剤のチアトン、また漢方薬ではいろいろとあるようですよ。

痛みがおさまらない!!

-:その痛みというのは、なったときから痛いもんなんですか?

結石患者:最初はズシズシ、お腹の奥のほうが痛いんですよ、なんか今までの人生で経験したことのないような痛みとでも言うんでしょうかね。重いって言うんですかね、腎臓とか尿管とかどこにあるかもわからないんだし、お腹の奥のほうが痛いとしか言いようがないんですけど、ホント言葉では言い表しようがない痛みなんですけど、今までだったら、胃とか腸とかで、原因も下痢か便秘かくらいしか経験していないから、横になれば直るだろうくらいに思って一時横になったんですけど、一向に治らない。どんな姿勢を取ろうとも治らないんですよ。まあ、今考えれば尿管に結石が詰まっているんだから動けば動くほど痛いのは当たり前かなとも思う。怪我とか骨折にしてもその名の通り外傷ですから、圧迫したり冷やしたりすれば少しは痛みが和らぐもんじゃないですか、でも結石の痛さは生半可じゃないですよ。それから徐々に我慢できないくらいの痛みになり、激痛になり、転びまわるくらいの痛みになるんですよ、わかりますこの痛さが、ホントなったものしかわからない痛みとはまさにこの痛みのことかって実感できますよ。

-:針で刺すような痛みとも違うんですか?

結石患者:全く違うもんです、まさにお腹の中をかき回すっていうような感じかな、ホントたとえようがないくらい痛いんです。

-:痛くないときってあるんですか?

結石患者:あ、それはありますよ、尿管結石って言うのは結局、尿管に結石が詰まって痛みが発生するんですから、結石の詰まり具合っていうか場所にもよりますね、それでも痛みますけどね。

痛みをしのぐには:その①

-:苦しさはだいぶわかりました。でもその痛さを少しでもしのぐ方法ってのはありませんか。とりあえず、こうすれば少しはしのげたっていうのがあれば教えてください。
結石患者:そうですね、あの時はどうだったかなあ、とりあえずは炎症を取ろうと思い、冷やしましたね。それから常備してあった市販の湿布薬を背中に張りましたね、一瞬気持ちはいいんですが、やっぱりお腹の仲の痛みは取れませんよね。何か市販の鎮痛薬も飲みましたが、これも全く効果なし。
-:そうなんですか、鎮痛薬レベルでは全く効果がないってことですね。
結石患者:その通りです、だからもうこうなっては医者に行くしかないなと思いましたね。それまでは家族もまだ帰ってきてなかったんで、一人でのた打ち回っていたんですけど、そうこうしているうちに家族が買い物から楽しそうに戻ってきました。悶え苦しんでいる自分を見て、家族もこれはただ事じゃないなと感じたんでしょうね。嫁さんが、冷蔵庫から「水がちょうどあるからこれで冷やしてみたら」と言ってくれたので、早速水で冷やしましたね、でもあまり痛みは治まりませんでした。
-:坐薬って使ったことがないんですが、どういう効果があるんですか?
結石患者:坐薬の効果はテキメンですよ、痛みから解放されることがこんなに楽になるんだという瞬間ですね。座薬っていうのはお尻から入れるんですけど、お尻からつまり肛門から中に入れると直接直腸の中に入れることなんですね。
-:そうですよね。

結石になった時の状況

-:結石になった時の状況を教えてもらえますか?

結石患者:自分の場合なんですけど、自分がなったときはとても暑い夏の昼下がりだったことを良く覚えています子供の部屋を掃除しなくてはいけないなあと思いつつ、なかなかできていなかったので、そのときは今日こそやろうと決めて気合入れて掃除を始めたんです。子供部屋ですから、本棚も机も中腰姿勢で、ベッドの下なんかかがみこんで掃除してました。

-:なるほど。その時の不自然な体勢が良くなかったんですかね?

結石患者:ズーッとその体勢でしたから、おなかも圧迫していたに違いありませんね、夕方になり、なんかちょっとお腹の奥のほうがズシーッと痛くなり、あまりコン詰めたから体調も良くないのかなあ位にしか初めは思いませんでした。そのときは家族はみんな出かけていて、自分だけで子供部屋をとことん掃除していました。そのうちお腹の痛みがズシンズシンと響いてきて、これはいかんと思い、ベッドに横になりました。状況的には暑い中での作業と中腰姿勢での長時間の体勢が尿管を圧迫するようなことになったんじゃないでしょうか。

-:結石と言えばやっぱりのた打ち回ったりする痛みがあると聞きますが、経験者としてどんな感じだったんですか?

結石患者:そうですね、結石と言えば痛みですよね、なった本人からすれば思い出じゃないですけど、やっぱりあの痛みは決して忘れないですね。

-:忘れられないくらい痛むんですね(汗)。

女性は結石にならないのか

-:男性が結石になったら凄く痛いって言うもんじゃないっていう風な事を良く聞くんですけれども女性は(結石に)ならないんですかね?

結石患者: 自身が男なんで女性の事はまだわからないんですけれども、先生から聞いたところによると、「男性の方がなりやすい」と。女性は少ないって言われてますけど、女性にもたぶんあると思います。ただ女性の場合泌尿器系の病気なんで、あまり公にみんなに喋らない。

-: ああなるほど。

結石患者:それがあるだけであって、公言しないだけだと思うんですよね。たぶん数的にも男性より少ないんだと思います。女性の場合は一般的な考えでいくと、内勤仕事とかで体が冷えてしまってもすぐトイレに行けるという、まあ男性よりトイレに近いかなと、その点男性より結石になる確率が少なくなると。普段自宅にいる、働いていない奥さんでも自宅にいるって事でオシッコにすぐ行ける。

-:ええ。

結石患者:結局外に出て働く男性、働き盛りの男性に比べると、排尿機会が多いってことで、結石のできる確率も少ないのかな。

-:やっぱり(排尿を)我慢してると膀胱炎になるっていうイメージがあるんですけれども、結石も危ない・・・?

結石患者:そうですね、膀胱炎の方は僕もわからないんですけど、我慢することによって結石にはなりやすい って事を先生からも言われましたね。

-:膀胱炎っていうのは何ですか?

結石患者:そもそも膀胱炎っていうのは、排尿がスムーズにできてない人がなる病気で、人は膀胱に150~300mlの尿がたまると尿意をもよおし、排尿となるわけです。

-:そうなんですか

結石患者:糖尿病や前立腺肥大症、または脊髄を傷めた人なんかは尿意をなかなかもよおさず、膀胱炎を繰り返しやすいと言われています。:膀胱炎を繰り返すほど、排尿が困難となり結石の成分となる尿中カルシウムなどが固まり結石ができやすくなるんです。

-:なるほど。

結石患者:とにかく(オシッコを)出すこと、結論から言えば。

結石は検査などでは発見できないのか?

結石患者:水を飲んで出すことが結石には一番いいんですけれども、出さないから結石としてできてしまうと。小耳に挟んだ話なんですけれども、ペットにもあると、特に猫に多い。これは理由は不明なんですけれども、犬、猫、ペットにもあるっていう事ですね。その場合ペットには保険とか効かないから医療費とかも高いって事を聞く事もあります。

-:結局やっぱり誰にでも、動物でもなる可能性があるっていう・・・?

結石患者:そうですね。だから知識としては入れておいた方がいいかなと。突然痛みって来るのでですね。

-:ああ、なるほど。

結石患者:定期健診で石が見つかるとか、そういう事はたぶん無いと思います。レントゲンでそこまで撮る事は無いと思います。突然来ることなんで知識はあって損は無いと思います。

-:レントゲンには写らないものなんです?

結石患者:いや、レントゲンには写りますよ。当然診察の時にはレントゲンしますけど、下腹部のレントゲンって撮ること無いと思うんですよ。

-:ああそっか。

結石患者:だから胸のレントゲンとかは絶対検診とかで撮りますけど、下腹部のレントゲンはレントゲンの害とかもありますんで、なるべく女性も撮らないし、男性だって何かないと撮らない。だから発見の機会があんまり無いと思う。だから突然結石が・・・痛みがあって突然現れる症状ですね。

-:って言うことは知らない間にある程度進行している可能性もあるんですよね?

結石患者:そうですね。

-:ああなるほど。

結石になりやすい年代

-:結石になりやすい年齢というか年代ってありますか?

結石患者:やはり20代から40代くらい。しかも働き盛りの男性がけっこうなりやすいと。

-:ほお。

結石患者:周り見てても2~3人なった人がいますけれども、やっぱり20代から40代の働き盛りですよね。「突然痛み出した」っていう事が多いですけれども、やっぱり働き盛りなんで、仕事で、営業だったら長い時間(車を)運転するし、会議だったら長い時間の会議がある。会議だったら途中で退席できないだろうし、男だったらずっと我慢しなくちゃいけない、1時間や2時間、そういう事もあると思うんですよね。営業先でもミーティングとか、出先で色々仕事すると勝手に自分だけトイレに行ったりとかしにくい場面も出てくるから、そういう事でその・・・排尿を我慢することが多いという。

-: ああ~我慢しちゃうと・・・。

結石患者:そうですね、我慢する事によってできやすいっていう事もあるから男性の方が少し多いのかなと。

-:20代でもなるものなんです?

結石患者:そうですね、若くてもなりますね。そういう風に聞いたことあります。だから20代から40代がなりやすいっていう事ですね。

-:じゃ逆に40代を超えてるとなりにくかったりとか・・・?

結石患者:たぶんなってるとは思うんですけれども、最初になった時は20代から40代。だから50代から60代っていうのは再発してる人だと思うんですよね。

-:うん。

結石患者:なので20代から40代。あまりにも幅がありますけれども、ほとんど働き盛りの男性はなりやすいってことでしょうね。

結石はどこにできるのか

-: 結石って言うのはどのあたりにできる物なんですか?さっきの話だとやっぱり下半身・・・。

結石患者:いちおう「結石」っていう大きなくくりなんですけれども、僕のなったのは尿管結石。だから尿管結石は当然「尿道」ですよね、できるところが。

-: うん。

結石患者:大きく「腎結石」と「尿管結石」「膀胱結石」ってあるんですけれども、日本人の95%は大体「腎結石」か「尿管結石」この二つですね。で、痛みがあるのが「尿管結石」のほう。これがもう激痛を伴います。 激痛を伴う理由っていうのはやっぱり尿管を通るって言うことで、尿管って大体5ミリ位なんですよね。 5ミリ以下かな?もっとちっちゃいんだと思うんですけれども、その5ミリくらいの尿管を(石が)ちょうど通ってくる時に激痛を伴うんですよ。

-:なるほど。

結石患者:それより大きい石は当然通らないし、痛みもない。 だから適度な石がちょうど外に出ようとする時に痛みとして伴って来るのが「尿管結石」ですね。でも5ミリ以下のちっちゃな石って言うのは「自然排石」って言って、自分でも気づかない内に、まあ石は誰でもできるんですけれども、自然に出てるんです。

-:治療の時に砕いて出すって言う話を聞くんですけれども・・・。

結石患者:そうですね。だから排石する時期とか色々な場合があるんですけれども、夏場には結石の発作が多くて、冬場は排石が多いって事をよく言われる。

-:あ、時期とか関係あるんですか?

結石患者:そうですね。だから夏場ってのは結構暑くて汗かくから、結石としても下に落ちるときに痛みを伴うのか僕も理由がよくわからないけれども。

-:じゃあ汗かくから結構逆に尿毒素みたいな物が貯まりやすいのかもしれないですね。

結石患者:そうですよね。あと言われているのが、気温も20度以上で急に低気圧、気候とか関係あるんですよね。妊娠とかが大潮とかと関係あるのと一緒で、尿管結石でも低気圧が近づいた場合に痛みが出る。

-:ええ。

結石患者:だから気圧が下がることによって尿管を圧迫するのかな?そういう因果関係があるんだと思う。

なぜ結石ができるのか

-:そもそもどういう原因で結石ができるんですか?

結石患者:原因として言われているのが、尿中の塩類が腎臓で固まる。だからオシッコの中の塩分が腎臓内で固まって腎臓結石になる。それか尿の中のシュウ酸っていう成分が増えて、そのシュウ酸って言うのがカルシウムと結びついて結石になる。

-:カルシウムと塩分って言うのが大体メイン?

結石患者:そうですね、大きく言われているのがそういうことです。だからカルシウムだって採らなくちゃいけないし 、だからカルシウムとシュウ酸が結びついた時に初めて結石になる。シュウ酸とカルシウムが結びつくと、表面がギザギザになるっていう性質があって、ギザギザになった石って言うのは結局尿管を通るときに痛みを感じる。

-:ええ。

結石患者:そこで排出しづらいって事で激痛が走る。だからシュウ酸とカルシウムが結びついた場合に結石になりやすい。

-:って事は食生活でも味付けが異常に濃い物を食べ続けるとやっぱりなりやすい・・・?

結石患者:そうですね、だから味が濃いって事はイコール塩分が多い、おいしいって事は塩分が多いんだと思うんですよ。それで塩類が腎臓に来て固まるって言う理由と関係するし、また食べ物としてよく言われてるのがホウレン草、ま、シュウ酸が多い食べ物ですね。それにはホウレン草・紅茶・竹の子・里芋・チョコレートとかって言われてる。これはみんな食べる物ですけど、やっぱりほうれん草を食べるときにはちりめんじゃこを一緒に食べればいいとか言われてますね。

-:ああ、なるほど。

結石患者:紅茶を飲むときはミルクを一緒に入れて飲めばいい。チョコレート食べる時もミルクチョコだったらいい。まあ色々な食べ方があるんですけど、そうは言ってもシュウ酸って微々たる物ですから、ほうれん草がべつに害になる訳ではないです。

-:なるほど。